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奇跡のりんご

こんにちは、トントンです。あっという間に3回目となりました。本当に月日の経つのは早いものです。

 さて今回のお話は、あの有名な〈奇跡のりんご〉のお話です。強欲な豚さんが毒林檎を食べて病気になった後 奇跡のりんごを食べる、とあら不思議・・・なんて話ではありません。 ある林檎農家の男性が、一般常識的な農薬と肥料で栽培する林檎の作り方に疑問を覚えてから、無農薬、無肥料でそれはそれは見事なりんごを作れるようになるまでの、山あり谷ありではなく、谷あり谷ありの連続のなか、死まで覚悟した後に見事な林檎の花を咲かせ、栽培に成功していく、まさに不屈の精神で自分の本意を貫いた実話のお話です。何事も諦めが肝心 ではなく 何事も諦めないことが大事なんだと改めて痛感した次第です。
 トントンは目標はすぐ立てるのだけど諦めも早いからな〜 とんとん拍子に進まないことばかりで・・・いかんいかん、がんばらねば、初心貫徹だ〜!ブヒブヒブヒ〜ン!というわけで 今回もNHKで放映された〈りんごは愛で育てる〉のDVDをご紹介します。本編プラス特別編で1時間20分ですがあっという間でした。う〜ん プロフェッショナルってつくづく凄いな〜見習わないとな。でもおいらは何のプロなんだろう・・・そしてとっても気になることがもう一つ、奇跡のりんごを作る木村さんったら歯がほとんどないんですよね〜、とっても良い笑顔なんだけれども健康な歯があれば林檎の噛みごたえもあり、もっと美味しく食べられるのにな〜 う〜レミントンで治してあげたい〜
 このDVDも当院にありますのでご希望の 方には貸し出しいたしま〜す。
  

 


おまけの話し(知っている人は知っているシリーズ)  
マクガバンレポート 1970年代 のアメリカで、癌、心臓病をはじめ多くの病気が増えていく中、進歩したといわれる医学、巨額の医療費をもってしても病気は増える一方だった。結果的に医療費によってアメリカの経済がパンクしかねないという危機感から、原因を解明し根本的な対策を立てる必要性が急務となり、アメリカ上院栄養問題特別委員会により膨大な国費と7年の歳月をかけた世界的規模の調査、研究を実施、1977年 『食事と健康・慢性疾患の関係』についての5,000ページにもおよぶ膨大なレポートを発表した。委員長であったマクガバン氏の名前をとって[マクガバン・レポート]と呼ばれる。   
 結果 諸処の慢性病は肉食中心の誤った食生活がもたらした《食言病》であり、薬では治らない。我々はこの事実を率直に認めて、すぐさま食事の内容を改善する必要がある。具体的には肉、乳製品、卵といった動物性食品を減らす。(高カロリー、高脂肪の食品)出来るだけ精製しない穀物や野菜、果物を多くとる。 補足レポートとしてタンパク質(肉)をとる量が増えると乳がん、子宮内膜がん、前立腺がん結腸・直腸がん、膵がん、胃がん、などの発生率が高まる恐れがある。これまでの西洋風な食事では、脂肪とタンパク質をとる量との相関関係は非常に高い ということで 食事や栄養のとりかたと病気の関連が公の場で初めて明らかにされたわけです。 
 そして 驚くべきことに その結果を元に最も理想的な食事とは?元禄時代以前の日本人の食事 が最も健康のために理想的と明記されています。ってどんな食事? 精白しない穀類を主食季節の野菜や海草小さな魚介類 ということなんですね。元禄時代に精米技術が発達して白米を食べるようになってから玄米にあったビタミン、ミネラルが不足し、脚気が大流行したと伝えられています。
 このマクガバンレポートが 日本食=健康食というイメージのきっかけになったわけです。 ですが今の日本は欧米食が溢れんばかりです。目の前に世界でもっとも健康的な食事があるのに、わざわざ無理をして病気になりそうな食事をしていませんか?我々の体は 食べるものによってのみ作られている そのとおりだと思いませんか。  季節の野菜が良い理由、小さい魚介類がよい理由についても次回にお話いたします。乞うご期待。

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