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食材の旬地産地消 その2

この〈聞きかじった話し〉シリーズの根底に流れているのは 〔本来の生き方、健康に帰ろう、地球とともに自然に帰ろう〕というメッセージがあります。

  地球上に生きる様々な生き物のなかで人間は人間としてとして生きていくためにふさわしい生き方があるのです。人間としてふさわしい食事の仕方があるんですね。(豚にふさわしい生き方って・・) 

  そして日本で生まれ育った日本人にふさわしい食事があるわけです。いろいろな国の様々な人種を見ていただければわかりますが、その人種の特徴は長い年月を代々その土地、風土に適応をした結果得られたものです。

 南国に生きる人々には暑い日々を過ごし続けるのに適した食事の形態がありその気候の中で採れた作物、果物にはそのための効果が含まれているものなのです。 何百年と変わらぬ暮らしぶりはその土地に暮らす人々のDNAともいうべき潜在的な記憶に刻み込まれ、人々になくてはならない習慣となってきています。

 ところが単純に栄養素や味だけに注目した季節感のない野菜や果物は、時に食べる人の潜在的な感覚を狂わせます。例えば 日本の寒い冬に南国のグレープフルーツやバナナを好んで食べるというとどうなるか?体を取り巻く環境や意識は寒いという状態ですから自然と体を温めるという食事をとりたがる訳です。ところが実際に体に入ってくるものが南国の 体を冷やす という効果をもったものですので無理が生じるのです。(続く)

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